基本「視力検査」
「視力検査」は、視力がどの程度なのかということを測定する検査で、
眼科検診の中でも最も基本的な、そして大切なものです。
ところで、ひとくちに「視力」といっても、
- メガネなどをかけないそのままの『裸眼視力』
- 屈折異常を矯正した後の『矯正視力』
- 遠くのものを見るときの『遠見視力』
- 近くのものを見るときの『近見視力』
といったものがあり、一般的には視力というと「遠見矯正視力」のことをさします。
ただし、目のことを正しく知るためにはそれぞれを組み合わせて検査しなくてはなりません。
コンタクトレンズ利用者の定期検査
特に目に異常を感じていない方であっても、定期的な検査を受けることで目の障害が発見される場合があります。
さらに、コンタクトレンズの度数の変化やカーブが適切でなかったり、コンタクトレンズ自体にキズや変形などが生じていたり、汚れが付着していることもあり、自分では気づかないハードコンタクトの寿命等についてもチェックします。
眼科専門医は定期的なコミュニケーションを通じて装用感やケア方法について把握します。その際ユーザーが異常を訴えた場合は、その原因を明らかにし処置することができるのです。
また同時に正しいコンタクトレンズの使い方やケア方法について適切なアドバイスを致します。
40才を過ぎたら、1年に一度は眼科の検診も受けましょう
目の定期健診は「視力検査、眼圧検査、眼底検査」などを行います。
1年に一度受けていれば、「緑内障によって知らないうちに視野欠損が進んでいたなど」ということも少なくなります。
どうぞ眼科健診をおうけください。
60才を過ぎたら、半年に一度は眼科の検診も受けましょう
白内障が進行してくる時期なのと、加齢黄班変性症が出てくる時期。
また、気がつかないうちに発症している緑内障が見つかる時期でもあります。
動脈硬化についても発見するために、是非眼科健診をおうけください。